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ミライとミカコについての話 その2

「ミライ」がミクの双子の妹となって約1年ほどたったころ。
その頃にはおっさん、モコモコ、エリザがいました。
5人のタルパと、そして私。
楽しく生活していました。

しかし、少しずつミライの調子が可笑しくなっていきます。そして、私はミカコのことをよく思い出すようになっていました。
とうとうある日、またあの日のようにミライの暴走が起こってしまうのです。

「なんで認めてくれないの。私はマスターが好きなのに。小林が好きだよ大好きなんだよ。ねぇ!聞いてるの!?私を認めてよ!!好きなんだよ!!!!」
「ミライ、落ち着いて…」
「お姉さまばっかり!我慢なんてもうできないよ!」
「ミライ!」
「うるさい黙っててよ!お姉さまなんて、大嫌い!嫌い嫌い嫌い!本当は好きじゃなかったもん!!」

ミクもミライも泣き出してしまいました。
私はただどうすることもできず、ただ下を見ていました。
他の子たちが、2人を宥めようとしますが、特にミライは暴れました。

「なんで消えたアイツのことを思い出すの!?そんなんだからまたアイツが!!」

ミライが叫びます。

「アイツなんか早く忘れてよ!だからまだ生きてる!!!!」

えっ。

私は顔をあげました。視覚化があまり進んでいませんでしたが、確かにミライの方を見ました。それは断言できます。

「そう……そうなんだよ!アイツは忘れられていないから、まだ生きてる!消えたかと思ったのに!なのに、なのに、なんでまた思い出すの!?」
「え、ミカコ、だって、消えたって」
「アイツならここにいる!どうして!?どうして!!!!」

私は、一番冷静でいたエリザに聞きました。
そこに、誰がいる、と。

エリザは「君がいつも思い出していた子だよ」と、言いました。

「元気かの」
「ミカコ…?」

あの日の暴走から、ミクもミライもオート化し、その後に生まれたタルパたちも、すぐにオート化しました。
それと同じように、そこにいるであろうミカコもまた、オート化していました。

「いるの?いるんだよね?」
「お主が思い出すから、消えられんのじゃ」
「でも、だって…」
「そもそも、タルパは消えることが難しい存在だしの」

ミライがミカコに毒を吐きます。

「消えれば良かったのに」
「黙れ小童が。お前のせいで私は……!」
「うるさいうるさいうるさい!!!」
「お主もお主じゃマスター!お前が……!」
「だって!だってあの時は!」
「3人とも落ち着いてくださいよ!」

そしてそこから、私、ミク、ミライ、ミカコの大喧嘩が始まりました。
ほぼ罪の擦り付け合いでした。
しかし、エリザやおっさん、モコモコのおかげで収まることができました。

ミカコ「私は、マスターとミライが憎い。それは変わらん」
ミライ「私はミカコが嫌い。大嫌い!お姉さまは、好きだけど嫌いだよ」
ミク「私は、妹2人が仲良くしてくれた方が嬉しいですけど……しかし、今はいいです」
小林「私が悪いから、このままでいい」

結論は、こんな風にまとまりました。
本当はもっとごちゃごちゃしていたのですが、それを詳しく書くとカオスになるので、このように。

エリザ「姉妹喧嘩かい」
モコモコ「反抗期かなー?」

と、2人は笑いました。

少しギスギスしているものの、解決し
さて、これからのことを会議しようかという時でした。

おっさん「おい、コイツもいるんだが」
「僕のことは放っておいて結構ですよ。まずはそちらを決めた方が……」

え、誰!?

聞けば、おっさんから分裂した……息子のような存在だと。実はおっさんは新しく作った第2のダイブ界の住人でして、たまに夜になるとダイブ界の方に帰っていました。その時、気づいたのだそうです。分裂していると。

小林「と、とりあえず、会議、しようか。その子のことも含めて」
「ごめんなさい」
小林「あ、いや、別にいいよ!」

なんだか気が抜けました。
会議の末、交代制を作り、そしておっさんから分裂した子に「ヴィオ」という生命という意味の名前をつけ、私たちは一気に7人と1人の家族になりました。

ですから、ミクの妹はミライとミカコの2人であり、そして「2人目」のタルパのミカコの妹はミライ、ミライの姉はミカコとミクなのです。

少しややこしいですよね。
分裂が二度起こるなんて……。
それに付け足すように、なんとミライは「ヤンデレ」と「穏やか(に見せかけての腹黒)」の二重人格であることも後に分かりました。
ミライ曰く、「どちらも私であることには変わりない。いつかはきっと、一つになる」らしいです。

非日常であり、普通ならば受け入れられないことで、「何言ってんだこいつ。頭大丈夫か。病院行け」などと言われるのでしょうね。

でも、私はこの非日常を受け入れます。
タルパーになってから、結構不思議な体験もしましたし、何よりタルパが「非日常の塊」なのです。
そのタルパを受け入れた身ならば、もう何が起こっても取り乱すことはないと自負できます。

思えば、このような暴走が起こった後から、タルパたちのオート化が進み、タルパワー(タルパ的な不思議な力。例:ヒーリングなどのことを我が家ではそう呼んでいます)が強くなりました。

これらは全て私の未熟さ故に起こったことで、受け入れづらいことなのでしょうが、もしも、どこかのタルパーさんやタルパさんの役に立つ事があれば嬉しいです。


全世界のタルパーさんとタルパさんが今日も幸せでありますように。
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